15年目の買い替え USER INTERVIEW / NEMETH family

世界で唯一の路面店である表参道のショップは、2010年に他界したクリストファー・ネメス氏の家族により営まれている。独特な内装のその店内には世界中からの訪問者が絶えず訪れ、常に様々な言語が飛び交う不思議な空間となっている。ショップの経営、商品企画、生産管理、撮影など多忙な毎日を過ごすネメスさん一家は十年来に及ぶマニフレックスのコアユーザーだったのだ。


徹底した品定め

(ケイコ) 普段仕事で生地探しに時間をかける事とかが多くて、特にイギリスのメンズテイラーで使うウール生地が好きで、ロンドンに行く時はいつも色んな生地を探しています。東京でも常に新しい生地を探しているので、質感とか手触りにはすごく敏感になったと思います。寝具も同じで自分の身体に合うか、合わないかすぐに気が付きます。店頭で横になってみて違和感を感じなかったマットレスと枕はマニフレックスだけでした。これはいい!と思いその当時の最新モデルだった「EX」を家族分迷わず、すぐに購入したんです。もう15年も前の話です。


(リヨ) そのマットレスは今でもずっと気に入っていたんですが、昨年末に引っ越しする事にしたので、そのタイミングで寝具も新しくしようかって話をしていたんです。

(ルイ) そう、それで、これからまた長く使うものなので、今まではシングルのマットレスだったんですが、また15年以上使うことを考えてサイズをダブルにしました。これからの15年はどうしているかなとみんなで話したりもしました。

(ケイコ) 今、家にあるマニフレックスのマットレスはもう15年も前に買った物なのに、へたっていないし、まだ全然使えるんですよ。マニフレックスの長期保証は本当なんですね。こんなに長い期間 マットレスが使えるなんて買った当時は想像もしていませんでした。まだ勿体ないかなって思ったんですけど、こういうタイミングってなかなか無いからいい機会だと思って今回、家族の寝具を揃って買い替える事にしたんです。

マットレス選び

(ケイコ) 私達のお店とマニフレックスのショールームが近所にある事も何かのご縁だと思いました。ショールームにお邪魔して、色々なモデルを試させてもらいました。15年前には無かったモデルがたくさんあったので迷うかな?と思ったんですけど、一発で自分の身体に一番合うのは「ディアマンテ50」だって直感しました。私は自分で着る下着や洋服の生地の素材にも敏感なので、「ディアマンテ50」の側生地が肌触りのいいヴィスコースである点も気に入りました。

(リヨ) 私もあまり悩みませんでした。柔らかめが好きなので「T-75」か「モデル・ローマ」とで、ちょっと迷いましたが「モデル・ローマ」に決めました。ショールームで横になった時に、ふわっと柔らかさをすぐ感じたのが「モデル・ローマ」でした。

(ルイ) 私は結構迷いました。私達がそれまで使っていた「EX」の現行モデル「EX-II」にするか「T-75」にするか。でもこれまでとは違う寝心地もいいかなと思って「T-75」に決めました。前回の柔らかいモデルも包み込まれている感じがとても良かったのですが、今回のモデルは前回よりは少し硬めのモデルで身体がしっかりと支えられている感じがして、寝ている間に良い姿勢に矯正されている感覚がします。

こだわりの寝室

(ルイ) 私達の父方の祖父がハンガリー人なので、ハンガリーの伝統文化はすごく興味があります。特にインテリアや刺繍が素晴らしくて、刺繍がほどこされたクッションやベッドシートを何個も重ねて置いたりする習慣を真似て並べています。




(リヨ) うちには部屋の中に螺旋階段があるのでそれが大変な所なんです。前に母が冷蔵庫を買った時は、外から吊るして引き上げて窓から入れたんです。でもマニフレックスは大きなマットレスがロールアップされて、コンパクトにお家に届くのでそういう面でも助かりました。

(ケイコ) 枕はちょっと変わった使い方をしていると思います。「ピロー・サンパウロ」を肩の下くらいに置いた状態で「レディース・ピロー」を使っているんです。この寝方が私には合っているみたいで良いです。

(リヨ) 私は小さい頃からの癖で、うつ伏せで寝るのが未だに抜けないんです。だからこれは良いなと思って、抱き枕の「ピロー・グランデ・ロング」も買ってみました。これを抱えて眠るようになってからは目覚める時にうつ伏せになっていることが減って、本当に感謝しています。

(ケイコ) それとショールームで気になって買ってみた「ケット&シーツ」も本当に気持ちがいいですね。私は最初ブランケットをシーツ代わりに使ってみて、それがすごくよかったので、このシリーズの「パジャマ」と「ネックウォーマー」を全員分すぐに買い足しに行きました。

(ルイ) 私達はインスタレーションの設営などでロンドンなど海外へ行く事が多いんですけど、どこかのホテルに泊まる度に硬いなと感じてしまい、何日かすると自分のベッドが恋しくなります。もう本当にうちの家族は昔からマニフレックスだし、違うマットレスは考えられないですね。

あなたにとって睡眠とは何ですか?

(ケイコ) 寝ている間に頭の中を整理したり明日のエネルギーを蓄える為に、質の良い睡眠を取る事が理想です。

(ルイ) 何かアイディアとか解決策が夢の中で浮かんだり、寝ることが昔から好きなので、私にとっては起きている時間と同じくらい大切な時間だと思っています。

(リヨ) 一日に区切りをつけて、新しい次の一日を始める為のリセットする時間だと思います。

クリストファー・ネメス
東京都渋谷区神宮前4-13-5
営業時間:12時~20時
https://christophernemeth.co/

ネメスさんファミリー

ファッションブランド クリストファー・ネメスネメスさんファミリー

生地の繊維をフォーカスしたドローイング、一目でそれと判る独自のパターン設計、大胆なステッチ ワーク。'80年代後半、世の中に登場するやいなや、その衝撃的なデザインは一大旋風を巻き起こし た。当時からの熱狂的な顧客はもちろん、新たな世代からも今尚、熱い支持を受け続けるファッショ ンブランド。それが「クリストファー・ネメス」だ。

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