審美眼にかなったマットレス
USER INTERVIEW / KAZUYASU MORI

洗練された素敵なご自宅兼、事務所に森さんを訪ねた。部屋の内装デザインは森さん自身がすべてを手掛けたもので、特筆すべきは、ベッドと猫足のバスタブが隣に共存しているという点。実験を兼ねてこのようなデザインにしたそうなのだが部屋全体が回廊のような設計になっており、湿気をためることもなく実に快適だそう。
フレームだけのミニマムなデザインのベッドボディは寝ている時以外、極力存在感を消すために自身でカスタマイズを施した。スペースがあるならばダブルの大きさがベストとの事。それは「眠る事に対しての、最大限の尊敬の念」だと話してくれた。


明らかな“タッチ”の違い。

実は万年不眠気味でした。2時間くらい寝ると起きてしまったり、30年近く熟睡ができずにいたんです。当時はまだインターネットでそこまでの情報収集ができなかったので、お店へ行って、いくつかのマットレスに寝てみて“ま、この辺かな”という感じで選んだ、コイル式のマットレスを買って、20年弱使用していました。月に一度、マメにマットレスの方向転換をしたり、ケアをしていたのですが、荷重のかかる部分に沈み込みができてしまい困っていた時に、マニフレックスのショールームへ行ったのが出会いです。

イタリア出張へ行くたびに現地でマニフレックスのピンク色のトラックを目撃しては、その存在が気になっていたんですが、ショールームで実際に寝心地を試してみて、それまで自分の使っていたコイル式のものとは比較にならない程“タッチ”が違うという事に驚きました。そしていかにハイテクの高反発が進んでいるのかが判りました。

寝返りの打ちやすさが決め手

肌感に一番近い感じと言うか、自分に一番フィットしたのが『モデル 246』でした。基本横向きで寝るのですが、腰が沈み込まなくて支えられている感じがします。自分にとってはいかに力をかけずに寝返りが打てるかが重要なのですが、こんなに寝返りが打ちやすいのは初めてです。間違いなくこの『モデル 246』は自分にとって寝返りナンバー1のマットレスですね。もちろんマットレスにはシーツを被せて使っていますが、マットレス自体の側生地も洗濯できた方が良いので、246と同じ構造で、側生地が外せて洗濯のできる『エア・メッシュ ハットトリック』を愛用しています。睡眠はかなり改善されました。

頭と身体の関係が重要

自分の場合、寝具よりも枕の印象が特に良かったです。枕とマットレスの関係性がとても重要だと思っていて、この枕に出会う以前は、ベストな首の位置を探るためタオルを使って、マットレスと首との関係性を作って寝ていたくらいです。愛用している『エア・トスカーナ』は後ろに傾斜しているデザインで、寝返りが打ちやすく、高さ、硬さ、形状共に凄く気に入っています。隙間にスポッと入って、首が後傾する角度が自分にとって重要です。

あなたにとって「睡眠」とは?

心身共に健全に過ごす為に不可欠な行為。熟睡・快眠できた際は、この上なく一日が気持ち良く過ごせる。日々の行為として、食事や仕事/趣味での達成感より重要事項です。

眠りのルール

真っ暗、無音の状態で、極力6時間半は睡眠するように心がけています。たまにアロマオイルを玉石に数滴垂らして使用しているのですが、そうすることで眠りやすくなるという意識を自分に植え付け、条件反射を意図的に作っています。

森 万恭 さん

森事務所代表森 万恭 さん

洋服のデザインをはじめ、店舗設計、そこに置かれる什器のデザインまで、すべてを手掛けるマルチクリエイター。最近はフォトグラファーとして作品を撮りため鋭意活動中。 睡眠時間:6時間25分から35分の間と決めています。

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